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クリアともやもやの狭間 
 伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』

この本は文庫化される前に映画化され、有名になった作品。
巷で話題にのぼっていたとき、早く読みたいなぁと待ち焦がれていて、
やっと文庫化され読むことができました。

伊坂作品のいいところは、なんといってもテンポ。
この作品は、でも、どちらかと言うと、引き延ばされる感じ。
物語が時系列に進んでいくわけではないため、過去へ先へと時間の中をぐるぐる。

そのせいか、これ、実際は2日間の話なのに、ものすごく長い間やっているように感じる。

話自体は漠然としていて、『魔王』みたいな、一体なんだこりゃ的な黒いモノが話を引っぱっている。
それに流されていく主人公、とその周囲の人々。

でも読み終って、そっか、と思ったのが、
人間生きてて万事出来事の流れを把握できている訳じゃないもんな、ということ。
物語を読む人は、起こることの原因がわかり、経過がわかり、結果がわかる。
でも、渦中にいる人にとっては全部がわかることって多くない。
物語も、全部を明らかにする必要なんてない。

だから、なんだかもやもやするな、っていう物語も、ありなんだと思う。
すっきりした方がありがたいけど。
| book | 15:33 | comments(0) | trackbacks(0)
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